IIHSが自動車の安全評価に新たな試験を導入

2017/10/19

IIHS 車の安全

米国道路安全保険協会(Insurance Institute for Highway Safety, IIHS)は本日、自動車の安全評価試験として、助手席側のスモールオーバーラップ前突試験を導入したと発表した。
こういった新試験導入の年は、最も成績に注目すべきタイミングである。というのも、車の安全対策について、"試験項目だけ重点的に強化して誤魔化している"のか、あるいは"リアルワールドでの事故を想定して真摯に取り組んでいるのか"がハッキリと表れるからである。
ちなみに、大多数の予想通り、抜き打ちテストのタイミングでも必ず好成績をとるのは決まってボルボである。また、スバル、ホンダ(アキュラ)といった日本勢も近年健闘しているのでチェックしてみると良いだろう。

今回は最初のグループとして13車種がテストされ
フォード・フュージョン
ホンダ・アコード
ヒュンダイ・ソナタ
リンカーン・MKZ
マツダ6(アテンザ)
日産・アルティマ
日産・マキシマ
スバル・レガシィ(B4)
スバル・アウトバック
トヨタ・カムリ
の10車種が試験をGood(優)評価で通過している。また、フォルクスワーゲン・ジェッタがAcceptable(良)、フォルクスワーゲン・パサートとシボレー・マリブがMarginal(可)の評価であった。