試乗記

スバル レガシィB4 試乗記

スバル・レガシィといえば、平成以降のスバルの看板車種として各世代ごとに根強いファンが居ることで知られる車種である。私自身かつてBD4型レガシィ・セダン(※)を運転したことがあったが、非常に素性が良く乗りやすい車であったのを覚えている。 ※当時はまだB4の名称は存在しない...

試乗記

日産 ノートe-POWER 試乗記

今年11月の月間新車販売台数ランキングにおいて、日産ノートがトヨタ自動車のプリウス、アクア等を抑えて一位になったことが報じられた。日産車としては平成に入って初の快挙である。その原動力となったのは、新たに追加されたe-POWERの存在であるとのことで、早速試乗を行ってきた。 グレ...

ディーラーのお仕事

新車のビニールの話

時々、町中で納車時のビニールカバーをそのままにして乗っている方を見かける。年配の人に多いように感じるが、とにかくアレはやめて頂きたい。車の挙動によっては乗員の体が滑って危険であるし、見た目も不格好。何よりシートとの間にホコリが溜まりやすく不衛生である。どうしてもオリジナルのシート...

持論・暴論

ポルシェ カイエンへの辛辣なコメント

とある三河商人が「実はSUVに快適性を求めても良いんだよ。世の中の大多数はラダーフレームだとか、デフロックだとか求めてないんだよ」ということを知らしめて以来、ありとあらゆるメーカーからSUVが発売されるようになった。 そして2002年、ポルシェからもついにカイエンが発売された。...

試乗記

BMW 640i Gran-Coupe 試乗記

かつて日本で"背の低い4ドア"が持て囃された時代があった。大抵はドアに窓枠の無いサッシュレス型で、これをハードトップと称し、若者達がこぞって買い求めた。だが、安全規制とコストの高まりによってバブルの終焉と共にその勢力を縮小。2009年、スバル・レガシィのフルモ...

持論・暴論

LEXUS販売店で幻滅した話

半年ほど前のことである。マセラティ・クアトロポルテのカタログを貰うために地元の販売店を訪問した。生憎の小雨模様であったが、車を停めてすぐに受付の女性が傘を手に駆け寄ってきてくれた。単純なことながら、こういう第一印象の良さは重要。 店舗の中はルームフレグランスが効いていて、それ...

ディーラーのお仕事

ディーラーへの就職 向いている人、向かない人

「自動車の営業ってどうやったらなれるんですか?」 そんな質問をインターネット上で時々見かける。 ハッキリ言おう。何も特別なことなんて無い。大卒の肩書を持った人間で、ごくごく平均的な人間なら大抵の場合採用される。離職率の高い業界ゆえ、出る門が広いぶん、入口も広いのである。 ...

持論・暴論

カルロス・ゴーン氏の三菱自会長就任について

三菱自動車の新会長としてカルロス・ゴーン氏の就任が報じられたのは、今月19日のことである。燃費不正問題で揺れる三菱自が、新体制でどのように生まれ変わるのか、個人的にも注目すべき話題だと思う。 ところで、カルロス・ゴーン氏については、とかく "コストカッター" ...

試乗記

日産 セレナ 試乗記

いよいよ自動運転だ!と、鳴り物入りで登場した新型のセレナ。早速試乗する機会を得たので、感想を記そうと思う。 試乗車のグレードはハイウェイスターGである。 エクステリア ファミリーカーらしく、至ってシンプルで癖がないデザインである。だが、先代と比べて十分なリフレッシュ...

試乗記

BMW 318i SEDAN 試乗記

ついにBMWが3気筒を積む時代になったか……。そう思いつつもディーラー営業氏(私の父の担当者)からの誘いにホイホイと釣られてきたので、早速感想を書こうと思う。車両自体はモデル後半であるので、エンジン以外については特に述べないこととする。 エンジン諸元 直列3気筒1.5Lター...

ディーラーのお仕事

営業の一日とは

多くの人にとって、ディーラーのショールムに立ち寄る回数は年数回、しかも商談でもなければ比較的短時間ということが殆どであろう(いや、イベントごとに必ず来ているぞ、という方には感謝)。営業マンが普段何をしているのか疑問に思われている方のために、大雑把ながら一日の流れを記そうと思う。 ...

ディーラーのお仕事

そもそも自動車ディーラーとは

そもそも自動車ディーラーとは何ぞや?単にクルマ屋である、と言ってしまえばそれまでだが、少し掘り下げて解説してみようと思う。 自動車を売るだけにあらず 自動車の販売店です、と言ってもディーラーの営業マンが行うのは新車・中古車のPRだけではない。点検、車検の案内、自動車保険やJ...